気持ち良い場所……逗子の家zushi-no-ie

逗子市の小高い山のすぐ下に、家族４人の為の小さな家が完成しました。

変形した敷地と、東側に覆いかぷさるような山の緑、これがこの家を作るときのヒントになっています。居間の東南の角を吹き抜けにする。そこにゆったりとした階段を作り、広めの踊り場にベンチと本箱を設けて、子供たちが本を読む場所としました。そのベンチの前は２層にまたがる大きなガラス面として、裏山の緑を取り込むようにして、気持ちの良い場所が来上がりました。

この家では暖房に、「そよ風」と言うパッシブソーラーシステムを導入しています。これは屋根面で温められた空気を１階の床下に吹き込み、基礎のコンクリートに蓄熱して、家全体を暖房するシステムです。自然エネルギーで穏やかに家を温かくします。このほかにも、いろいろと工夫を凝らして見どころの多い家になりました。(想設計工房・小島さんコメントより)　

TSUKUDAは監督、大工をはじめ基礎、板金、左官ほかの職人さんも建主さんご家族や想設計工房さんに喜んで頂けるよう打合せを密に手を尽くしました。